お金を借りる時に使用される「与信枠」という言葉があります。

 

消費者金融であれ銀行カードローンであれ、お金を借りる時に、どれくらいまでなら返す事が出来るかを、一定の基準に照らし合わせてランク付けします。

 

「与信枠」を決めるのは、コンピュータを使い、申込書に記入した内容と、個人情報を元にして、それぞれにポイントを付け、その合計点数で申込者が評価され与信枠が決まります。

 

審査基準は公表されていないので、具体的にどんな内容なのかはわかりませんが、言える事はキャッシング会社によって差が有るという事です。

 

一般的に言われているのは銀行カードローンに比べて消費者金融は審査が緩く、通りやすいと言われていますので、至急お金を借りたい時は消費者金融へ申込むのが近道です。

 

気になる審査ポイント

「安定した収入が有るかないか」が影響する

借りたお金の返済を考えた時、返済をするための収入は絶対的な条件になります。
最低限の生活水準に満たない程度の収入の場合、収入が有るとしても審査に落とされる場合もあります。

 

確かに貸す側にとって、返すあてのない人に貸出枠の設定をしても、貸し倒れになるのは目に見えていますし、有り余るほどの財産がある方であっても、収入がなければ返済ができません。ですから審査基準で最も重要視しているのが、「安定した年収」なのです。

 

審査のひとつの目安として、年収200万円のラインがあります。

 

 

「他社借入残高」

こちらも貸す側にとっては当然の事ですが、ほかに返済先があれば、そのぶん次の返済財源が少なくなっているわけで、上限枠は他社の借入残高を除いたものになります。
つまり、他所で借入をしている場合は、審査が厳しくなるわけです。

 

ただし、他社での借入がなくても限度額が低くなることがあります。

 

すでにクレジットカードを含め、何枚ものカードを持っていると借入していなくても枠としては無くなっていることもあります。

 

「利用履歴」

この利用履歴については、その審査会社によって基準がバラバラで、しかも情報収集の方法やカウントの仕方が違うため、これと言って決まったものはありません。

 

毎月返済を約束通り返済日までに返していれば、履歴としては問題ありません。
しかし、2ヶ月以上の滞納があれば個人情報の利用状況に記載されてしまいます。

 

そうなると、一定期間、借入れが出来なくなる事もあります。
これは借金の返済だけではなく、公共料金の支払いや携帯電話の端末分割代金など、さまざまな支払いでもカウントされています。

 

ただし、審査基準は各社まちまちで、A社の審査には通らなかったが、B社の審査では満額借りられたという事も現実にあります。

 

申込み時に注意しなければならない事

審査の基準が分ったとしても、いきなり年収を上げるのは不可能ですし、与信枠を求めるためにすぐに債務残高を0円にできる人も少ないはずです。

 

破産などのアクシデントがなければ、3つの条件のうち、どれか一つが群を抜いていれば審査に通る事もあるので、申込までに出来る事は準備して申込む事がポイントです。

 

ただし、即日融資は難しいですが、時間をかけて条件を満たすという方法が有るので、まずは条件が整うまで申込は保留にしておきましょう。

 

たとえば、使用していないカードがあれば、すべて解約する事も重要で、こうする事で借入枠を広げる事が出来ます。また、公共料金の延滞や電話代を滞納したことが有る場合は、履歴から消えるまで待って申込しましょう。

 

キャッシングが初めてだから有利と限らない

普通考えると、キャッシングが初めてという人は良いイメージだと思いますが、キャッシング業者の評価はそうではありません。キャッシング業者は、長期間、取引を繰り返す利用者を優良顧客とみなします。

 

キャッシング業者はこのような顧客を獲得したいと思っているので、すでに取引実績がある、取引期間が長い、複数社からの借入をしていない人、が審査で高評価を受けます。
これが、はじめての人が必ず有利とはならない理由です。

 

スコアリングシステムは信用情報期間の個人情報もスコアリングの対象になるので、信用情報のスコアリング情報では、先ほど述べたように、取引実績は、キャッシングを利用した経験のある人の方が、初めての人よりも 高い点数になります。

 

ただし、これは利用状況で延滞や遅延を起こしていない事が条件です。
また、取引期間は長ければ長いほど評価が高くなります。

 

他社借入がある場合、取引実績はないよりあった方が評価は高くなりますが、借入残高や借り入れ件数によっても評価が変わってきます。

 

審査に通るためにやっておく事

審査項目の中には、勤務先や社会保険の種類など、いますぐにはどうする事も出来ない多くの項目がありますが、自分でどうにかすることが出来る審査項目があります。それが信用情報スコアリングです。

 

過去に金融機関との取引がある場合、個人情報をきれいにしておくだけで、審査に通りやすくなります。

 

  • 借りては返すという実績をつけること
  • 済で遅延や延滞をしない事
  • 借入件数を少なくすること
  • 不要な契約は解除しておく事

 

など、このように自分で信用力を高めることもできるので、自分の信用情報は常きれいにしておくことが審査に通るためのポイントになります。